2018年4月20日金曜日

「桜色舞うころ」 ソロギターアレンジ



日本を代表する女性シンガー、中島美嘉さんの代表曲「桜色舞うころ」をソロギターアレンジしました。
原曲と同じキーにしたかったのでカポを1フレットにして、中島美嘉さんの歌い回しをそのまま反映させたいと考えました。




後半部2:40あたりからは原曲に琴の音が入っているためブリッジに僅かに手をあててピチカートしました。
完全なミュートにならないよう、右手の位置に注意しました。


この曲の歌詞をあらためてみると本当に素晴らしいですね。
俗に言う「桜ソング」なのですが「若葉色」「枯葉色」「雪化粧」などのワードを入れて四季の移ろいをしっかりと表現している。

「あなた」と「わたし」の関係も徐々に変化していく様子が伝わってきます。
アレンジを作る時は、キーやメロディだけでなく、歌詞に込められた意味をちゃんと理解することも必要なのではないか、と最近は思います。

それがソリストとしての責務であるかのように。

2018年3月4日日曜日

R.ゲーラ 「un dia despues (そのあくる日)」を演奏しました。








キューバの作曲家レイ・ゲーラの作品
「un dia despues (そのあくる日)」を演奏しました。
大学生のころクラシックギターを本格的に習い始めた頃、曲集の最後にこの曲が載っていて付属のCDを聴いてとても感銘を受けたのを今でも覚えています。
良い意味でそれまでのクラシックギターのイメージを壊してくれた。

クラシックの要素はしっかりと残しつつもモダンで、リリカルで、ラテンの血が流れている。
レオ・ブローウェルに師事していたということも相俟ってか和音の使い方にもその影響を感じる。中間部からエンディングまでの流れは最高にロマンティック。


この曲はアコースティックギターでもエレキギターをクリーントーンにして弾いても別の雰囲気が出て面白いのではないだろうか。
是非ともお聴きください。


2018年1月28日日曜日

バスキングを通して感じたこと。
そしてこれから。

  




基本的にバスキングはどのアーティストも90分の時間が与えられています。
その限られた時間の中でアーティストの皆さんはパフォーマンスするわけなのですが、時間の使い方も様々です。40分演奏して10分休憩の後そのまま40分演奏する人や、90分フルで演奏(!)に費やす人もいます。
僕の場合はとにかくアルバムの曲を沢山の人に聴いていただきたいと思っているので25分演奏して5分休憩を×3セット。という場合が多いです。


実際演奏してみるとわかるのですが、意外と子供が目の前に来て聴いていることが結構あってとても新鮮。確かに屋外の演奏ってまさに「非日常」的なことだし、あれ?いつもと街の様子が違うぞ?と、なれば遊び盛りの小さな子たちはやっぱり興味津々で向かって来る。
で、やっぱりこれってすっごく大切なことだと思うんですよね。


幼稚園でも小学校でも触れ合う事が出来ない楽器が目の前にあるわけだし、自分と数メートルの位置でその音を聴くことができる。もしかしたらその楽器をもっと知りたい、もしくは自分もやってみたい!こんな音楽もあるんだって感じてくれたら最高ですよね。


もっとたくさんの街でこのような活動が増えれば素敵だなと思うし、僕らのような人間がそれを守っていきたいとも思う。


これからも外へ出て行かなきゃな。




2018年1月22日月曜日

バスキングに参加しているアーティスト

 今回はバスキングの参加アーティストについて綴りますね。

僕が今参加(登録)している「バスキングジャパン」という団体は参加アーティストが3会場(吉祥寺、汐留、二子玉川)での演奏ができ、約60分〜90分の演奏時間があり、更にその時間内で自分の作品を売る事が出来ます。


参加できる条件は3つあり、
・演奏する曲が全てオリジナルであること
・販売できる作品(CD、アルバム)があること
・ソロライブ(コンサート)を定期的に行なっていること

です。




僕は一応この条件の全てを満たしているので、参加してからすぐに演奏活動をできるようになりました。


まずは一番近い吉祥寺会場での演奏をスタート。
7月に初めて出演して、同じ日にやっているアーティストさん達を見て思ったのですが、皆「表現者」としての熱量が本当にすごい!!
僕のような楽器1本、身体1つで勝負する人はゴロゴロいるし、自分の音楽スタイルでいかにオーディエンスを楽しませるかを考え、貫いている。
また楽器の種類も本当に様々。三味線、ハンマーダルシマー、スティールパン、エレキベースのソロ、リュート、名前のわからない民族楽器なんていっぱいある。
日本だけど海外のライブを見ているような、そんな感覚。


そしてこれこそが僕にとっての「外へ出る」という新しい刺激でした。



次回へ続きます。

2018年1月18日木曜日

バスキングを経験して



あけましておめでとうございます。2018年になりました。昨年はなかなかブログの更新が出来ず、投稿もやや少なめになってしまいましたが今年は自分の活動状況、動画のアップロード、感じた事などを引き続き書き綴っていければと思っております。



昨年はCDの発売が自分の活動の中心にあった一年間でした。作曲、演奏、録音、ジャケット撮影、アートワーク、CDに関わる全てのことを自分主導で動いてきました。とても大変な面もありましたが、なんだか作っている時はワクワクが止まらなくて楽しかったですね。いわゆるクライマーズ・ハイの状態だったのかも。





出来上がった時はとても感慨深く、早くこの作品を多くの人に聴いてもらいたいという気持ちが強くなりカフェやレストランでのコンサートを勢力的にやるようになりました。しかしその中で1つの課題点ができ、「自分の事を知らない不特定多数の人々にこの作品をどう届けることができるのか?」というものでした。
僕は以前から(今もそうですが)自分でコンサートを企画し、お客様を呼び(宣伝し)、会場を選び、コンタクトを取り、会場のレイアウトも打ち合わせして、当日関わってくれるスタッフを自分で呼び、そして自分で演奏してきました。この活動の仕方の最大のメリットは自分の一番気持ちの良い環境で演奏できるという点です。しかし、それだけでは新たな出逢いが広がることはまだまだ足りません。ソロコンサートを何回も開くということはなかなか難しい面もあります。




そこでもっと「外に出る」ということを意識し始めました。
つまり今まで経験してこなかったバスキング演奏です。


そして昨年、7月から自分の作品を携えてバスキングの活動をスタートさせました。






次回へ続きます。


2017年12月18日月曜日

「Four hands,For hearts vol.2 」 年内最後の演奏が終わりました。


ギタリスト瀬戸輝一さんとのデュオコンサート「Four hands,For hearts vol.2 」が本日終わりました。

会場は第一回目と同じく赤塚にあるカフェ・ラルゴさん。アットホームな環境でお客様と近い距離感で演奏を楽しむことができました。

今回はデュオの演奏に加えてお互いのオリジナル曲をカバーしあうという試みも。

僕は「爽」という曲を演奏。僕の中でもっとも瀬戸さんらしくリズム感にあふれた遊び心のある曲だと思いセレクト。

普段全く使う事のない運指パターンなので色々勉強になりました。こういうことを体験するとさらに見えてくるものがありますね。

瀬戸さんは僕のオリジナル「よく来てくれたわねぇ」を演奏。テンポも指使いも全く異なっていて、びっくり。
ハーモニクスを加えたり、装飾音も色んな場面で顔を出してとても面白く、何より自分の作品を演奏してもらえたことが嬉しかった。素直に。





デュオの4曲は全て楽しかった。一回目より確実にお互いの呼吸が感じられるようになって、2人が持っている成分が溶け合うようになってきたのかな。

瀬戸さん、ご来場の皆様、本当にありがとうございました。


プログラム

solo.

cavatina S.マイヤーズ
prelude No.2 V.ロボス
Leon オリジナル
爽       瀬戸輝一
calling you 佐藤弘和 編
Parada
Filament オリジナル


duo.
新曲(タイトル未定) 瀬戸輝一
dear friends 佐藤弘和
winter warms 瀬戸輝一

ex, break time 瀬戸輝一




2017年11月15日水曜日

ホリー・コール 「calling you」 

 





映画 バグダット・カフェより「コーリング・ユー」を演奏しました。



クラシックギターのソロピースでは少し珍しく、調号に♯が5つ付いて独特な浮遊感が全体に漂います。
2弦の開放弦がとても効果的に使われていて、他には無い響き方ですね。
中間部では部分セーハも効果的に使われており、他の曲では見た事のない指使いです。さすが佐藤弘和さんですね。
ギターという楽器を理解し、知り尽くしているからこそのアレンジメントだと弾いてみて実感しました。


今回は映像もモノクロ映画風に、佐藤弘和さんに敬意を表して反転させました。


非常に美しい、ギターならではの素晴らしいアレンジだと思います。
是非お聴きください。